なぜ前と違う?
(なんだか最近、どうにも元気が出ないな…)
ぼんやりとそう感じるようになったのは、いつ頃からだろうか。
学生時代は朝まで遊ぼうが、徹夜しようが、ぜんぜん平気だった。
ゲームでもマージャンでも、熱中すればメシすら忘れた。
そりゃもちろん、女性とも当然そうで、
ヤッてもヤッても勃って困るほどだったのに。
あれから月日はたち、今の俺、37歳。
いろんな意味で、微妙な年齢だ。
年のせいだと思うには、まだ若すぎる。
「あの頃に戻りたい」と遠い目をするほどオヤジじゃないし、
ましてやEDやバイアグラなんて、俺の人生とは無縁の話(と思いたい)。
だけど…昔のようなパワーが薄れているのを日々感じる。
まだまだ元気だと思いたいのに、
エレベーターやタクシーばかり使う俺がいる。
セックスも「やれないんじゃない、やらないだけだ」
そう自分に言い聞かせている俺がいる。
いつからこうなったんだろう?
何が前と違ってしまったんだろう?
そのうち「草食系男子」なんて言われて
女性に異性として見られなくなっていくんだろうか…。
そんな風に、ボンヤリとした不安を抱えている俺みたいな男が
世の中には意外とたくさんいるみたいだ、と知ったのは
つい最近のことだ。
調査によると、いま日本人男性の4人に1人がEDだという。
しかもその年齢は20代からシルバー世代まで幅広く、
特に俺のような世代にセックスで悩む人が増えているという。
要するに、みんな同じように悩んでいるというわけだ。
俺だけじゃなかったと思うとちょっとホッするが、
「オヤジの悩み」だと思っていたED が
どうして若い世代まで広がっているのか、不思議でもある。
そこでいま実際にどんなことが起きているのか、
その原因はどこにあるのか、調べてみることにした。
