精力サプリ①マカ
アンデスが生んだ最強の薬草「マカ」
「マカ」は、南米ペルーの標高4000〜5000メートルの高地で、古くから自生するアブラナ科の植物。
人参や大根に近い根菜類で、カブのようにふくらんだ形をしていることから、
「小さな鱗片」という意味の名前らしい。
2000年以上前からアンデス高原で栽培されていたマカは、
インカ帝国時代には特権階級だけが口にできる、それはそれは貴重な食べ物だった。
というのもこのマカ、酸素は薄く気温差は激しく、樹木の1本も生えないような、
過酷な自然環境の中でも育つという、とんでもなく生命力の強い植物なのだ。
現地アンデスでは、滋養強壮や疲労回復食、強壮食として長い間愛されてきた。
日本では約10年前頃から健康食品として認知されるようになり、今では世界有数のマカ消費国になっている。
サプリや粉末など、さまざまなタイプの商品が販売されていて、ドラッグストアや通販などで、
気軽に買える精力サプリの1つだ。
NASAも認めた、優れた栄養価
大地の養分を根こそぎ吸い取りながら成長したマカは、ミネラルやビタミン、アミノ酸など、
人間が生きていく上で必要な栄養素をバランスよく含んでいる。
またマカの根を乾燥すると、7年もの長期保存ができるというから、
世界的に見ても非常に優れた栄養食品であることがわかる。
(そのぶんマカを栽培すると、その土地は数年間不毛になるらしいが…)
NASAではマカを宇宙食に採用。
人間の体に必要なアミノ酸が豊富で、危険な任務につく飛行士の心身を、
パーフェクトな状態にするために欠かせないのだという。
ビンビンすぎて困る!? 世界マカ伝説
しかしマカの効能は、なんといっても男性機能の向上だ。
マカには勃起を正常にするアルカロイドや、ペニスへの血流を活発にするデスキトリンなどの
ホルモン活性物質が含まれている。
男性の生殖細胞を作るアルギニンや、精子の運動を活発にするセレンなども豊富で、
まさに「アンデスが生んだ天然のバイアグラ」と言えそうだ。
マカに精力アップ効果があることは昔から知られていたようで、
現地ペルーにはマカにまつわるさまざまな伝説が残っている。
たとえばインカ時代。
結婚前の若者はマカを食べることが禁止されていたらしい。
これは若い男女がマカを食べると、性欲が旺盛になって風紀が乱れるから、ということらしい。
また戦争中に兵士がむやみにマカを食べることも禁じていたという説も。
精力がつきすぎてムラムラがおさえられず、戦地の女性たちに
襲いかかる危険があるというのが理由らしい。
ペルーを征服したスペイン軍にも逸話がある。
母国から馬を連れてペルーを攻めに来たものの、馬が厳しい高地の環境になじめず、
バタバタと死んでしまい、困り果てていた。
そこでマカの葉を馬に与えたところ、みごとに元気になり、
繁殖に成功してインカ帝国を征服することに成功。
「スペインがインカを征服できたのは、マカのおかげだ」と断言する評論家もいるという。